齊藤依の自分以外他人理論

言の葉を置く場所

24歳になりました

2021年2月8日、齊藤依、24歳を迎えましたことをご報告致します。

小さい頃から思春期にかけてなんとなくイメージしていた24歳の自分は、大企業に勤めたのち父親の会社の後継者として入社している頃で、そろそろ結婚を、と考えている恋人がいる頃。
現実の24歳というのは、自分も周りもまだまだ未熟で、子供で、青春真っ只中です。
子供の頃にイメージしていた大人は思っていたより子供で、親世代の人やそれより更に上の人は、思っていたより大人じゃないことを学びました。
23歳で新しい自分、新しい取り組み、新しい居場所、新しい出会い。色んな新しいがあって、自分が変化しました。
まるで赤子のような自分がいて、時にそれは楽しくもあり、苦しくもあります。
青い春、と書いて青春。20代は青二才なんだから30歳までが青春なんだ。
そんな言葉を言われたことがあります。最近なんだかそんな気がしてきました。
ちょっとしたことで笑って泣いて、そうしてるうちに時がまた進んでいくんでしょう。
部屋の奥の古いアルバムに戻りたくなる夜もある。自分だけが取り残されたような気持ちにもなる。
だからわたしは時間は無情に過ぎるものだと思っていました。
だけどちょっと違う気がしていて、時間が過ぎていくことをどう捉えるか、で気の持ちようが全然変わってくるんです。
アルバムが色褪せて綺麗な思い出になるように、人の記憶も時間が過ぎていくことで美化されて味が出るというか。
そうやって楽しいことも苦しいことも面と向き合って付き合っていけば、全ての時間は無駄じゃなかったと死ぬ時に思えるはずだって、なんとなくそう思います。

言いたいことがまとまらないんですけど、とりあえずわたしは前向きに今を生きています。

わたしに愛という感情を教えてくれたあなたも、居場所を与えてくれたあなたたちも、わたしに変わるきっかけをくれたあなたも、わたしと少ししか関わりがないなってあなたも、自分含めみんなが幸せに死にゆける世界が訪れますように。

それを創り出すのは自分だから、ね。